ミュージックスタジオ、ロボット、蒸気機関車など次々にヒトビトの購買欲をくすぐる製品を出しているディアゴスティーニである。
かく言う私も現在ハーレーダビッドソンと刑事コロンボの2点を購読中である。 コロンボのDVDなどは、その都度1490円で買っていると思えば良いし途中で解約も出来る。 しかし、週刊で発売され隔週で届くハーレーの部品などはタイヤ1個とかフロントフォークの片方とかタンク半分とかだけだ。 8号分(何じゃこりゃ?) 11号分(フォーク一本かぁ) 現在13週目にもかかわらず、どの部品にも関連がないため、まだ1カ所も組み立てられるものがない。 しかし何しろ1/4スケール(完成すれば全長60センチ、重量7キロにもなる)というでかさなので、13週分の部品だけでも一抱えもある。 それが手つかずのまま13週間眠っているのだが、さらにまだ76週も続くという遠大さである。 この時点で解約したら使い道のないガラクタが一抱え残るという仕掛けである。 私自身はBMW乗りだが、ハーレーは40代から70代まで父親が何台も愛乗したバイクなので、それなりに思い入れもある。 またバイクの精密モデルにも興味があり、昔からスクラッチで作ってきた経緯もある。 これだけ大型の精密な全金属製モデルは今までに例がなかったので早速購読を開始したという訳である。 何しろ創刊号は890円である。 一回一回の費用はそれほど高価ではないのだが、これが89週続くと、1790×89=159310円、中古の原チャリなら買える。 1/4の精密金属モデルとして考えると、このくらいの価格は仕方ないとは思うが、何しろ長い。 アマルガムの1/8フェラーリは840000円だ こっちは軽の中古車も買えるぞ 過去にも色々なものが発売され、購入した方も多いと思うが、いったいどのくらいの人が完成までに至ったのだろうか。 こういった形式の商品が増えているし、商売としてはなかなか上手な方法だとも思うが、途中で挫折したヒトビトの無念さもいかばかりかと思うのである。
by yabureisha
| 2008-02-08 16:01
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